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墓じまいの補助金・福岡県

【2026年】福岡県の墓じまい補助金|公営墓地の使用料の還付を29自治体で調査

調査日 2026年10月6日各自治体の公式ページ・墓地条例で確認このサイトの調べ方

福岡県では、墓石の撤去費を助成する自治体は見つかりませんでした。撤去費の助成・使用料の還付・合葬墓への移行の優遇など、長く使ってきたお墓の墓じまいでも使える支援があるのは1自治体です。いずれも自治体が管理する公営墓地が対象で、寺院墓地・民営霊園のお墓は対象外です。

調べた自治体
29
使える支援がある
1
撤去費の助成
0

そのほかの支援

福岡市福岡市立霊園(一般墓所)

墓石の撤去(原状回復)が不要になる場合がある/生活保護を受けている人は管理料が全額免除

一般墓所を返すときは元の状態に戻すのが原則ですが、使用者が生活保護を受けている場合や、お金がないと市が認めた場合などは、市長の承認を受けて今の状態のまま返すことができます。生活保護を受けている使用者は、管理料も全額免除されます。

条件
市長の承認が必要です。対象は、生活保護を受けているとき、資力がないと市長が認めるとき、遠い親族が承継してすぐに返すときなどです。管理料の免除は、福岡市立霊園使用料・管理料減免申請書に証明書類を添えて申請します。
受付
記載なし

福岡市例規集「福岡市立霊園条例施行規則」第7条・第14条の3

使用料の還付(許可から数年以内・未使用に限る)

許可を受けてから数年以内に、墓石を建てず遺骨も納めないまま返した場合などに限られます。長く使ってきたお墓の墓じまいには、ほぼ当てはまりません。

北九州市北九州市立霊園(墓所)

納めた霊園使用料の半額

北九州市立霊園の区画を、使用許可を受けた日から3年以内に返す場合は、納めた使用料の半分が戻ります。3年を過ぎた墓を返すときは戻りません。市は墓石の撤去費の助成や永代供養(合葬墓)は行っていません。

条件
霊園返還届と霊園使用許可証に、霊園使用料還付願と市の様式の請求書を添えて出します。区画は墓石やコンクリート基礎を撤去し、使う前と同じ更地にして返す必要があります(費用は自己負担)。
受付
記載なし

北九州市「諸手続きについて」(市立霊園)

福岡市福岡市立霊園(一般墓所)

納めた使用料の半額

福岡市立霊園の一般墓所(普通墓所・芝生墓所)を、利用の許可を受けてから3年以内にすべて返した場合は、納めた使用料の半分が戻ります。3年を過ぎた墓を返すときは、使用料も管理料も戻りません。

条件
利用地返還届に許可証を添えて出し、福岡市立霊園使用料還付請求書で請求します。返すときは原則として墓石などを撤去し、元の状態に戻す必要があります。なお、一般墓所を返して市の合葬式墓所に移る人は、公募によらずに申し込めますが、使用料の減額はありません。
受付
記載なし

福岡市例規集「福岡市立霊園条例」第18条・「同施行規則」第10条

大牟田市大牟田市墓園(宮浦墓園・片平墓園・若宮墓園など)

納めた使用料の2分の1

大牟田市の墓園の墓所を、使用の許可を受けてから3年以内に返した場合は、納めた使用料の2分の1が戻ります。3年を過ぎた墓を返すときは戻りません。

条件
墓園返還届に許可証を添えて届け出たうえで、墓園使用料返還請求書を出します。墓所は元の状態に戻して返すのが原則です。
受付
記載なし

大牟田市例規類集「大牟田市墓園条例」第19条・「同施行規則」第16条

飯塚市飯塚霊園(市営墓地)

許可から5年以内は既納額の90%、5年を過ぎると80%(永代使用料・永代管理料とも)

飯塚霊園の墓地を、お墓(墳墓)や墓石を建てないまま返した場合は、永代使用料と永代管理料が戻ります。許可から5年以内なら90%、5年を過ぎていれば80%です。墓石を建てて使ってきた墓を返すときは、この還付の対象になりません。

条件
飯塚霊園墓地返還届に許可証を添えて出し、飯塚霊園墓地永代使用料・永代管理料還付申請書で請求します。市が改葬や移転を命じた場合などは全額が戻ります。
受付
記載なし

飯塚市例規集「飯塚市霊園条例施行規則」第12条

嘉麻市嘉麻市霊園

許可から5年未満は既納額の7割、5年以上10年未満は5割

嘉麻市霊園の墓地を、お墓(墳墓)や墓石を建てないまま返した場合は、永代使用料と永代管理料の一部が戻ります。許可から5年未満なら7割、5年以上10年未満なら5割です。墓石を建てて使ってきた墓や、10年以上たった墓は対象になりません。

条件
霊園墓地永代使用料・管理料還付申請書を市長に出します。墓地は元の状態に戻して返すのが原則です。
受付
記載なし

嘉麻市例規集「嘉麻市霊園条例施行規則」第5条

福岡県で墓じまいをするときの注意点

  • 福岡県内で、墓石の撤去費そのものを助成する市は見つかりませんでした。支援の中心は使用料の還付で、北九州市・福岡市・大牟田市は「許可から3年以内」、飯塚市・嘉麻市は「墓石を建てていない墓」に限られるため、長年使った墓の墓じまいでは使用料は戻りません。
  • 福岡市では、一般墓所を返して市の合葬式墓所に移る人は公募(抽選)によらずに申し込めますが、合葬式墓所の使用料が安くなる定めはありません。北九州市の市立霊園には合葬墓がなく、永代供養も行っていません。
  • 大牟田市には「墓地整理促進条例」(墓地を整理して共同納骨堂などを建てる事業への補助)がありますが、昭和32年からの都市計画区域内の事業向けの制度で、個人の墓じまいの費用を助成するものではありません。
  • 町村は、公営墓地の返還支援を個別に確認できたところはありません。

支援が見つからなかった自治体(24)

公営墓地がない、または条例で使用料を還付しないなど、墓じまいで使える支援を確認できなかった自治体です。

一覧と理由を見る
  • 久留米市例規集に市営霊園・墓地の設置条例はなく(墓地経営の許可の条例と、管理組合が運営する納骨堂の規程のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 直方市市有墓地管理要綱では、返すときは使用者の負担で元に戻すとされ、使用料の還付などの定めはありません。
  • 田川市未確認:公式サイトの「墓地」のページは改葬許可と墓地経営の許可のみで、例規集はログインが必要な方式のため市営墓地の条例を確認できませんでした。
  • 柳川市市の施設は使用料無料の納骨堂(橋本納骨堂)のみで、例規集に市営墓地の条例はなく、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 八女市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の条例のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 筑後市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 大川市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 行橋市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の条例のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 豊前市例規集に人の墓地の市営霊園の条例はなく(墓地経営の許可の規則とペット霊園の条例のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 中間市市有墓地事務取扱要綱では、返すときは元の状態に戻して返還届を出すとされ、使用料の還付などの定めはありません。
  • 小郡市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 筑紫野市市の施設は納骨堂(4か所)のみで、条例に使用料や還付の定めはなく、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 春日市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 大野城市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 宗像市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 太宰府市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 古賀市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 福津市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則と事務処理要領のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • うきは市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 宮若市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 朝倉市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • みやま市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 糸島市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の条例・規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。
  • 那珂川市例規集に市営墓地・霊園の設置条例がなく(墓地経営の許可の規則のみ)、返還の支援は見つかりませんでした。

公営墓地を返して墓じまいをする流れ

  1. 霊園の管理事務所・担当課に、返還の手続きと助成・還付・合葬墓への移行制度を確認する
  2. 遺骨の移し先を決める(合葬墓への移行制度を使うなら申し込む)
  3. お墓のある市区町村で改葬許可を申請する(改葬許可の比較表)
  4. 墓石の撤去・原状回復の工事をする(助成を使うなら、工事前の申請や見積書が必要なことがある)
  5. 返還届を出し、還付金・助成金を請求する

多くの公営墓地では、墓石や基礎を撤去して更地に戻してから返すのが条件です。費用の内訳は墓じまいの費用と手続きを参照してください。

よくある質問

福岡県で墓じまいの補助金はもらえますか?

福岡県では、墓石の撤去費を助成する自治体は見つかりませんでした。撤去費の助成・使用料の還付・合葬墓への移行の優遇など、長く使ってきたお墓の墓じまいでも使える支援があるのは1自治体です。いずれも自治体が管理する公営墓地が対象で、寺院墓地・民営霊園のお墓は対象外です。

寺院墓地や民営霊園のお墓でも補助はありますか?

当サイトの調査では、寺院墓地・民営霊園のお墓の墓じまいに使える国や自治体の補助金は見つかりませんでした。複数の石材店から見積もりを取る、離檀料の根拠を確認するなどで費用を抑えるのが中心です。

墓じまいの補助や還付は、工事の後に申請できますか?

自治体によって違います。撤去前に見積書を添えて申請するもの、撤去後に領収書を添えて申請するものがあります。返還届を出す前に、霊園の管理事務所か担当課に順番を確認してください。

ほかの都道府県・全国の制度

出典

2026年10月6日時点で、各自治体の公式ページ・例規集の原文で確認しました。制度は変わることがあり、補助の可否を保証するものではありません。手続きの前に必ず各窓口に確認してください。調べ方は調査方法にまとめています。