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片付け・生前整理

エレクトーンの買取|機種の調べ方・買い取る業者・処分と運び出しの注意

更新日 2026年10月7日公的機関の資料をもとに作成

エレクトーンは、ヤマハ公式のピアノ買取窓口でも買い取ってもらえず、業者によっても対象の機種が限られます。重さは家庭用でもおおむね50〜110kgあり、運び出しにも準備がいります。まず機種名を確かめるところから始めましょう。

相続放棄を考えているなら、売る前に止まってください。 相続財産を売るなどして処分すると、相続を承認したものとみなされ、相続放棄ができなくなることがあります(民法第921条)。

1. 機種名と製造番号を確かめる

ヤマハの公式FAQによると、機種名と製造番号(SER NO.)のシールは、本体の鍵盤の下や背面側などに貼られていて、保証書にも書かれています。長く使ったエレクトーンはシールがはがれていることもあり、その場合はヤマハの「エレクトーンの変遷」(歴代モデルの紹介)で見た目から機種を探せます。

エレクトーンについては、製造番号から製造年を調べる公式の表は見つかりませんでした。

2. 業者によって、買い取る機種が大きく違う

窓口 エレクトーンの扱い(公式の記載)
ヤマハピアノサービス(ヤマハ公式のピアノ買取窓口) エレクトーンは買取不可
島村楽器 対象は ELB-02・ELC-02・ELS-02シリーズ・ELS-03シリーズのみ
楽器高く売れるドットコム 買取対象商品に「エレクトーン」(機種の限定の記載なし)
楽器買取ドットコム 鍵盤楽器の強化買取に「エレクトーン」(機種の限定の記載なし)
イシバシ楽器 「買取の難しい楽器・機材の一例」にエレクトーン

古いEL・HSシリーズなどは、業者によっては対象外です。機種名を伝えて、複数の窓口に問い合わせましょう(2026年10月7日確認)。費用や対応地域の比較は実家の楽器の売り先を見てください。

3. 修理と部品

  • 修理は、購入した店かヤマハ特約店で受け付けています。ヤマハ修理ご相談センターでも相談できます
  • ヤマハはFAQで、補修用性能部品の保有期間を「製造廃番後8年」が目安としています(STAGEAの部品についてのFAQでの記載)
  • EL-90・EL-90I・EL-70(1991年〜1997年製造、約7万台)は、発煙のおそれから無償点検・部品交換が行われてきましたが、部品の供給が難しくなり2024年5月末で対応を終了しました。点検済みの青色シールがない物は、電源を入れずにヤマハに相談してください

4. 重さと運び出し

ヤマハの「エレクトーンの変遷」に載っている重さの例です。

機種(販売年) 重さ
B-4(1971〜1978年) 50kg
HS-8(1987〜1992年) 79.5kg
EL-90(1991〜1998年) 96.5kg
ELS-01(2004〜2014年) 100kg
FX-1(1983〜1988年) 325kg
  • ユニットごとに分解・組み立てができるのは、STAGEAシリーズの一部、EL-100、HS-8・HS-7など限られた機種だけで、それ以外は安全のため分解の情報を出していないとヤマハは説明しています
  • 分解する場合も必ず2人以上で。長く使った物はネジが固くなっていることがあります
  • 自分で動かすのが難しければ、楽器の運搬ができる業者に相談するよう、ヤマハは案内しています

5. 売れなかったときの処分

エレクトーンは、小型家電リサイクル法の対象品目「電子楽器及び電気楽器」(施行令第1条第27号)に当たります。粗大ごみとして受け付ける例もあり、東京都中央区は「電子ピアノ、エレクトーン」を粗大ごみ(手数料1,800円)としています。扱いは自治体ごとに違うので、実家のある市区町村に確認してください。ヤマハのメーカーとしての回収の案内は見つかりませんでした。

よくある質問

古いエレクトーンでも買い取ってもらえますか?

業者によって違います。島村楽器のエレクトーン買取の対象は、ELB-02・ELC-02・ELS-02シリーズ・ELS-03シリーズのみと公式に書かれています。楽器高く売れるドットコムと楽器買取ドットコムは、機種を限らずエレクトーンを買取対象に挙げています。ヤマハピアノサービスはエレクトーンを買い取っていません。

EL-90やEL-70が実家にあります。注意することはありますか?

ヤマハは、1991年〜1997年に製造したEL-90・EL-90I・EL-70について、発煙のおそれから無償点検・部品交換を行ってきましたが、部品の供給が難しくなり2024年5月末で対応を終えました。点検済みの印の青色シールがない物は、使わないようヤマハが呼びかけています。電源を入れずに、ヤマハのエレクトーンご相談窓口に相談してください。

売れなかったエレクトーンはどう処分しますか?

エレクトーンは小型家電リサイクル法の対象品目「電子楽器及び電気楽器」に当たります。粗大ごみとして受け付ける例もあり、東京都中央区は「電子ピアノ、エレクトーン」を粗大ごみ(手数料1,800円)としています。扱いは自治体ごとに違うので、実家のある市区町村に確認してください。ヤマハのメーカーとしての回収の案内は見つかりませんでした。

出典

2026年10月7日時点の情報です。制度は変わることがあるため、手続きの前に各窓口で確認してください。調べ方は調査方法にまとめています。